「直子の代筆」で出力した文例集

◆ ギャンブルに熱中し、サラ金に手を出した友達に忠告する
　分野：文例集

◆ 文例についての説明：
個人的な手紙（パーソナルメール）の文例です。ギャンブルに熱中し、サラ金に手を出している友人に出す、忠告・戒めの手紙の汎用的な例文になります。

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前略　今日、手紙を書こうと思いましたのは実をいうと貴君のギャンブルのことが気になったからなのです。噂によればかなりギャンブルに夢中になっているということなので。この手紙を読んでお節介だとは思わないで下さい。ただ、貴君のことが心配になったのです。

ギャンブルはお金を賭け、勝つか負けるか緊張し、はらはらしながら結果を待ち、スリルを味わうものです。しかしギャンブルではお金儲けなどできません。それが証拠に例えば競馬など、売上金の数十パーセントが税金に取られ、維持費さえまかなっているではないですか。ギャンブルの都ラス・ベガスのカジノでは毎年数多くの数学学士を雇うそうです。なぜだか分かりますか？　カジノではオーナーが確率的に絶対に損をしないようにと数学者を使って統計的にゲームを仕立てるからです。

貴君のことですからそれぐらいのことは分かっていることと思います。万一にもギャンブルで一儲けなどしようとは思っていないでしょうが、貴君がギャンブルに夢中になっているのを黙って見ているわけにもいかず手紙を書いた次第です。どうかギャンブルなどほどほどにして下さい。ギャンブルで一発当てようなどと思わず楽しむだけにして下さい。やりようでは優雅な遊びにもなりえるのですから。

季節がらご自愛お祈り申し上げます。

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- ワンポイント -
忠告の手紙は、受け取る本人にとっても「自分が悪い」と思っているだけに心が痛いものです。相手の身になって考えることが第一条件となります。サラ金の実体を出して怯えさせるのはやめた方が良いでしょう。ますますギャンブルに逃避していく可能性があります。また相手の欠点をズケズケと突いたり頭ごなしに叱ったりしますと、相手を依怙地にさせるだけで、こちらの善意が伝わりません。穏やかに角の立たない言い方で、水が大地にしみこんで行くように静かに説いていきます。

どうしてもきついことを言わければならない場合は、自分の経験談にして「私はこんなにバカなことをしてしまいました」という形で諭すのも一手です。

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